薬剤師と言えば、大学は薬学部に行きその後国家試験を受けて合格すればなれます。比較的身近な存在ですが、病院以外にはいったいどのような就職先があるのでしょうか。これから将来そのような道を目指すならばその辺のことをよく理解しておくことが重要になります。
最近は、ドラッグストアに勤務している人も増え続けています。ドラッグストアは、1990年代に少しずつ広まっていきましたが、現在ほどはありませんでした。2010年以降はさらに広がっていき、2020年になると日本中どこにいても見かけるようなお店になります。
ドラッグストアには通常薬が販売されておりそこには薬剤師が存在しています。つまり、就職先の1つがドラッグストアと言えるでしょう。ここで働く場合には、お客さんと対面することになり、接客業が中心になります。しかし、それだけでなくお客さんに対して薬の説明をすることも重要な仕事の1つと言えるかもしれません。
お客さんに対して、重要な薬の説明は正しい説明をすることができる点は間違いなく重要になります。この場合、まず基本的な薬の種類を覚えておきましょう。すべての種類を一気に覚える必要はありませんが、有名なものやよく売れるものを覚えておいた方が良いです。
最近は、調剤薬局に勤務する人も増えてきています。調剤薬局の仕事は、間違いなく患者さんが薬をもらいに来てその薬を渡す事ですが、比較的接客業が多くなります。
ドラッグストアに少し似ている部分もあるかもしれません。決定的な違いは、病院で発行した処方箋に基づいて薬を出すことです。つまり、ドラッグストアの場合のようにお勧めの薬などがあるわけではなく、決められたものを薬剤師が出す形になります。
そのため仕事はある意味単調と言えますが、実際にはそこまで単調ではなくやりがいを感じる仕事の1つと言えるかもしれません。
将来的に、会社に就職することも可能になります。会社に就職するといっても、営業行為などをすることもありますが、どのような仕事になるかはその会社によって異なるでしょう。
例えば、薬剤の研究をする仕事の可能性もあります。また、病院に薬をもっていく仕事の可能性も否定できません。いずれにしても、薬に関する仕事に興味がなければ続けることは難しいでしょう。逆に、薬に関する知識が十分にあればそれほど苦痛の仕事でもありません。
外に出ることが多いため、男性には向いている仕事の1つといっても言い過ぎではないでしょう。